こんにちは、たちゃです。
今回は、上司だからという理由で無条件に尊敬するのを
やめようという話をしたいと思います。
私自身、大企業の中で数々の上司に仕えてきました。
そんななかでやはり上司であるからといって
かならずしも立派で能力のある人ばかりではないことに気づきました。
上司だからって無条件に尊敬し言うことを聞く必要はないんです。
上司ガチャに注意しよう
前提としてサラリーマンとして色んな部署に
配属されていく偶然の人間関係の中で
ぴったりウマが合う上司に出会えることは奇跡です。
いわゆる上司ガチャというものは
サラリーマンライフの中では頻繁に発生し、
そのガチャの結果で自分が仕事をしている時間の
快不快が決まってしまう極めて理不尽なものです。
しかし、サラリーマンという生き方は
一緒に働く上司・同僚を選ぶことは基本的にはできません。
上司ガチャに失敗すると、
1日のうち8時間が苦痛で仕方なくなります。
この理不尽さの前提をまず頭に入れておきましょう。
上司だからといって尊敬しなくてよい
上司ガチャに失敗すると
「なんでこんな人が上司なんだ」
「この人の考えや指示は理解できない」
「この人のいうことを聞くのは苦痛」
「こんな無能な上司なんて認めたくない」
などと、負の感情がループしていきます。
こんなときに
そんな上司を無理に尊敬したり、言うことをきいたり、
自分の感情を押し殺して部下としてふるまってしまう、
こういったことは絶対NGです。
上司ガチャは本当に運の要素が大きいです。
そんなガチャで放り込まれた上司に
精神や時間をすり減らすのはもったいない!
結論、無理にでも上司を尊敬し
無理にいいところを探し、
無理に自分の考えや感情を押し殺してまで
上司を無理に尊敬する必要はありません!
自分を上司色に染める必要はまったくありません!
(もちろん、立派で人格者で仕事のできる素敵な上司の場合は別ですが)
なぜ上司は上司なのか
こういう場合のアドバイスとして
よく自己啓発本などに書いてあるのが
- 嫌な上司でも出世した理由があるはず。
- 会社はその人の何かを評価しているはず。
- 嫌な上司でも自分を磨く成長のため修行と考えよう。
など、上司のいいところを見つけたり
自分の成長の場ととらえて頑張ろう的な論調が多いです。
しかし、多くの場合はこれらは間違っています。
そもそも能力や人格があり会社が評価する上司であれば
そもそも部下が嫌がったり悩むことはありません。
なので部下がつぶれていく、人格的に尊敬できない、
そんな上司に対して良いところ探しや自己成長の修行は
全くの時間の無駄だと思います。
上司が上司である理由の本当の理由は
- 年齢があがったため役職についた。
- 上司のそのまた上司に媚びを売るのが上手だった。
- 上司のそのまた上司が引き上げた。
- 部下の手柄を自分のものにすることが上手だった。
- 本当にたまたま昇進した。
- 能力だけはあったが人格はなかった。(またはその逆)
など、実のところはだいたいがこういった残念な理由なのです。
尊敬できない上司への対応
いろいろと話しをしてきましたが、
上司を「上司だから」という理由で
過度に持ち上げたり尊敬したり何でも言うことを聞く
そんな必要はまったくありません。
もしあなたに尊敬できない、無能な、嫌な上司がいたとしたら
最低限の人と人との人間関係のお互いの尊厳は尊重しつつも
上司であることを理由に
- 褒めたり持ち上げたり、ヨイショしなくてよい。
- 間違った指示や言うことを聞かなくてよい。
- 尊敬したくもないのに尊敬する必要はない。
- 必要以上にかかわらなくてよい。
上司だからうまく付き合わなければ、
上司だから何でも言うことをきかなければ
といったことは全くないのでまずは気楽に構えましょう。
その上で、尊敬できない、無能な、嫌な上司に
自分の貴重な精神力や時間を使うことは非常にもったいないので
とにかく上司のことを考えたりする時間や、
一緒にすごす時間をどんどんと減らしていきましょう。
上司のために長く残業する必要もないし、
上司によく思われる必要もありません。
別に嫌われたっていいです。
(必要以上に気に入られるとその上司から離れられなくなる危険も…)
上司や役職というのは会社の中での役割にすぎません。
「えらい」わけでもないし「絶対的権力」なわけでもありません。
役職の上下にかかわらず、
自分が尊敬できる人、一緒にいて気持ちのいい人と
働くことが理想だと思います。
あなたの思考の中から「上司だから」を消しましょう!
それではまた!
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